ページ

2013/02/28

はじめての「右翼」 3 右翼団体の収入と活動 鈴木邦男、北芝健「右翼の掟 公安警察の真実―日本のタブー、二大組織の謎を解く」


アヒオ「ブログを見ているみんな!こんにちは!

今日のテーマは右翼団体に所属している人たちの収入と、普段の活動についてだよ。




右翼って、街宣車に乗ったり、駅前で演説しているだけではお金にならないはずだから、いったいどうやって生計を立てているのか気になるよね」

アヒコ「うんうん。

いったい彼らの収入源はなんなの?」

アヒオ「実は、彼らの多くは専業右翼ではなくて、一般企業に就職して、または自営業に従事して別手段で収入を得ながら、休日だけ右翼活動をしているんだ。

だから、週末右翼なんて言われたりするんだよ。

実際、著者の鈴木邦男も学生の頃はアルバイトしながら活動して、自ら「一水会」を始めてからは、プロの執筆家として雑誌に原稿を書いて収入を得ていたみたいだしね。

ちなみにそんな右翼活動家の職業は、時間が自由になりやすい不動産業などの自営業や、建設土木業などのガテン系の職業が多いらしいよ」

アヒコ「週末右翼!

でも任侠系右翼の人たちの場合は、ヤクザの延長で右翼をやっているようなものだから、別に他の仕事をする必要はないんじゃないの?」

アヒオ「いや、それは一概にいえないんだ。

任侠系右翼団体ですら、中には普段ヤクザをやりながら、週末右翼になるという人もいるし、任侠系右翼団体に所属する一般会員が正式なヤクザになることもあるんだ」

アヒコ「ええ!?

右翼をやりたくて入った人がどうしてヤクザになっちゃおうと思うの?」

アヒオ「右翼活動をやっているうちに、こんな中途半端な活動をしているよりも、ヤクザのほうが暴れられる、力を誇示できる』と考える人もいるみたいだね」

アヒコ「それ、なんか根本的に間違っているような・・・」

アヒオ「逆に、ヤクザになるつもりで任侠系組織に入ったのに、親分や兄貴分から「お前はヤクザより右翼向きだ」ということで右翼団体に配置転換させられることもあるみたいだよ」

アヒコ「・・・」

アヒオ「それはともかく、話を週末右翼に戻すと、右翼になることで、会社を首になったり、アパートを追い出されるはめになったりする人も結構いるみたいだね。

それで生活の基盤を失ってしまって、右翼活動をやめざるを得なくなったりすることも・・・

アヒコ「それは確かにありそうな話だわ。

でも前回「右翼団体のつくり方」の時、献金や寄付金を募るために政治団体として届け出るっていってたじゃない?

献金や寄付とかの収入はないの?

アヒオ「そうそう。アヒコちゃん、よく覚えていたね。

確かに大きな団体や、有名な団体だと、支援者からのカンパなんかもあるんだけれど、実際問題として、そういう団体は少数派だろうね

アヒコ「そうなのね。

右翼をするのも楽ではないわね。

他の仕事をしながらだと時間もあまりとれないから、休日に街宣車に乗ったり、駅前で演説したりしていたら、それだけで終わってしまいそうね。

あとは勉強会や集会もあるんだっけ?」

アヒオ「それだけじゃないよ。

右翼団体だって、様々な他の団体と同じで組織だからね。他にもいろいろやっているんだよ

アヒコ「例えば?

アヒオ「それじゃあ、右翼の活動について、本書からそのまま引用してみようか。

(以下引用)

右翼としての活動は、街宣活動や勉強会だけでなく、靖国神社や護国神社、天皇御陵などの右翼的な聖地を定期的に清掃したり、その他にも社会奉仕活動をする団体も多い。

共通の行動、目的を持つことによって連帯感を高めるという意味合いで、レクリエーション的な活動も行なわれている。

海水浴やキャンプ、バーベキューなどに会員だけでなく、家族や支援者を招待して理解を深めている団体や、強化合宿や山篭り、軍事教練などを行なって会員の心身を鍛えることを重視している団体もある。

各地で行われる統一行動や抗議活動に遠征することも、連帯を高める合宿であり、ちょっとした研修旅行でもあるのだ。
(「第2章 右翼の謎と掟(鈴木邦男) 右翼団体のさまざまな活動」より)

(引用終わり)

どうだい?

結構バラエティに富んだ活動内容だろ?」

アヒコ「結構充実しているわね・・・。

平日は自分の仕事をして、週末に集まってメインの活動の他に団結を強めるためにバーベキューや強化合宿って、なんか社会人のサークル活動みたいね

アヒオ「確かにそれに近いのかもね。

任侠系右翼の人はちょっと事情が違うかもしれないけれど、そうでない右翼団体の場合、たまたま趣味が思想だったから右翼をやっているって考えてもよさそうな感じだよね、こうやってみていると

アヒコ「なんだか、よくわからなくて不気味だった右翼のことが少しわかって、少しだけ右翼の人たちにも親しみを感じてきたわ」

アヒオ「そうだね。

最近の右翼団体はホームページでイベントの告知をしたり、入会を受け付けている団体もあるみたいだから、興味があったらちょっとのぞいてみるのもいいかもね。

もちろんこれを機会に入団するのもありだ」

アヒコ「入らないわよ!」

アヒオ「それじゃあ、右翼についてはこのぐらいにして、次回はもう一人の著者、北芝健による「公安警察とはなにか」を紹介にしようか。

それじゃあまた次回」

二羽「それじゃあみんな、またね〜」



To Be Continued...
<関連過去記事>
はじめての「右翼」 1 右翼とはいかなる組織か 鈴木邦男、北芝健「右翼の掟 公安警察の真実―日本のタブー、二大組織の謎を解く」

はじめての「右翼」 2 右翼団体のつくりかた 鈴木邦男、北芝健「右翼の掟 公安警察の真実―日本のタブー、二大組織の謎を解く」

<キャスト>

アヒオ・・・アヒル系男子。好きなチームはセレッソ大阪。最近のお気に入りはイナバのタイカレー缶(イエロー)。今年の目標は紅楼夢読破。


アヒコ・・・アヒル系女子。真面目で好奇心旺盛な女の子。好きなスイーツは牛乳プリン。現在、ダイエットに挑戦中。


ガチョオ・・・ガチョウ系男子。好きなチームはJ2のガンバ大阪。

白鳥(しらとり)先生・・・スワン系アラサー女子。カモ文化学園の教師。独身。学園のマドンナ的存在で、密かに思いを寄せる男子生徒多数。好きな話題はシモネタ。好きな牛丼系チェーン店は松屋。

2013/02/25

カレーは飲みもの、再び。 池袋西口 「カレーは飲み物。」



アヒオ「ブログを見ているみんな!こんにちは!

今日は無性にカレーが食べたくなったので、ガチョオ君を誘って、去年の11月にオープンしてすぐの時期に行った池袋西口 にあるカレー店「カレーは飲み物。」へ、もう一度行こうと思うんだ


<関連過去記事>
さあ、カレーを飲みに行こう!? 池袋西口 「カレーは飲み物。」



ガチョオ「ハラ減ったなあ。「カレーは飲みもの」って、ほんまにそんな店あるんかいな?」

アヒオ「まあ、見てなって」


池袋西口より徒歩で10分ほど歩く二羽。
やがて店が見えてくる。






(東京都豊島区池袋2−19−3)
大きな地図で見る

アヒオ「よかった。まだつぶれてない」


前回は夜行きましたが、今回はお昼です。

ガチョオ「ほんまや・・・。

しかも、ピークを外して一時半頃行ったのに、まだ満員やん!

待たんとあかんな、こりゃ」

アヒオ「本当だね。店内が狭いとはいえ、平日なのにすごい人気だ。

さあ、ガチョオ君、食券を買うために、とりあえず中に入ろうか」


あいかわらず、近日発売ボタンが気になります

ガチョオ「近日発売のボタンが気になるな」

アヒオ「去年の11月もこのボタンはあったから、あれから発売されてなかったんだね・・・。いったいいつ発売なんだろう・・・?

まあ、いいや。前回は黒い肉カレーだったから、今回は赤い鶏カレーにしようか」

ガチョオ「共食いにならんか?」

アヒオ「まあ、鶏だからいいだろう。気にすんなって。さあ、トッピングを選びなよ」

ガチョオ「うーん。迷うな。じゃあ、パクチーとツナマヨ、コーンマヨで」


待つこと10分ほど。ようやく席があいて、注文。そしていよいよカレーが出てくる。





ガチョオ「ゴクリ・・・」

アヒオ「出た!一応、断っておくけれど、これは食べかけの写真じゃないからね。この状態ででてくるんだ」

ガチョオ「豪快な男らしいカレーやな! うまそうや!」

二羽「いただきまーす」

カレーを無言でむさぼり食う二羽。



・・・数分後。

ガチョオ「うまかったなあ。満足満足」

アヒオ「チキンカレーもなかなかよかったね。量は中にしたけれど、ボリューム充分だったな。これでボクは早くもこの店のメニューを完全制覇だ

ガチョオ「俺も次は黒い方食べたいから、また来たいな!」

アヒオ「そうだね。今度来る時こそは「近日発売」が発売されて欲しいよね。ひょっとしたら、そういう作戦のためのダミーボタンなのかもしれないけれど・・・。

それじゃあ、そろそろ時間だから、今日はこのへんで」

二羽「それじゃあ、みんな、またね〜」



To Be Continued...


<関連過去記事>
さあ、カレーを飲みに行こう!? 池袋西口 「カレーは飲み物。」

<キャスト>

アヒオ・・・アヒル系男子。好きなチームはセレッソ大阪。最近のお気に入りはイナバのタイカレー缶(イエロー)。今年の目標は紅楼夢読破。


アヒコ・・・アヒル系女子。真面目で好奇心旺盛な女の子。好きなスイーツは牛乳プリン。現在、ダイエットに挑戦中。


ガチョオ・・・ガチョウ系男子。好きなチームはJ2のガンバ大阪。

白鳥(しらとり)先生・・・スワン系アラサー女子。カモ文化学園の教師。独身。学園のマドンナ的存在で、密かに思いを寄せる男子生徒多数。好きな話題はシモネタ。好きな牛丼系チェーン店は松屋。