大宮のマスコット ミーヤちゃん |
今日も引き続きJリーグの残留争いの見どころを紹介していきたいと思います。
今日紹介するのは、人呼んで「残留争いのプロ」大宮アルディージャです」
ガチョオ「大宮嬢やな。いきなり残留争いの真打が出たな。またの名を「ラインコントローラー」。
Jリーグで残留争いをする下位チームにとって、11月の大宮ぐらい怖いチームはないわな」
アヒコ「大宮嬢? 残留争いのプロ? ラインコントローラー? いったいどういうこと?」
アヒオ「ちょっとこのデータを見てもらおうか。
過去7年の大宮アルディージャの最終順位と勝点だ。ちなみに今年は29節終わった時点で15位、勝点33だ。
J1のチーム数は全部18で、全34節。16位以下がJ2に降格するんだけれど、大宮の成績は2005年にJ1に昇格後、毎年のように残留争いに巻き込まれているのに、一度も降格したことがないんだ。
- 2005年 第31節終了時→残留決定 13位 勝点41
- 2006年 第30節終了時→残留決定 12位勝点44
- 2007年 第34節終了時→残留決定 15位勝点35(最終節)
- 2008年 第34節終了時→残留決定 12位 勝点43(最終節)
- 2009年 第33節終了時→残留決定 13位 勝点39
- 2010年 第33節終了時→残留決定 12位 勝点42
- 2011年 第32節終了時→残留決定 13位 勝点42
アヒコ「そういうことだったのね。確かにたんなる弱小チームではこんな芸当なかなかできないものね」
ガチョオ「この残留力の高さ。
2009年には「落ちないお守り」をクラブショップで販売したら、受験生に人気が出て5日で完売したぐらいやからな。
世間で
「大宮が残留争いに巻き込まれているんじゃない! 大宮のいる場所が残留争いなんだ!」
「J1は大宮の手のひらの上でころがされているんだ!」
ともっぱら評判なのも納得やで」
アヒコ「ガチョオ君、そんな評判、私、聞いたことないわよ・・・」
アヒオ「でも、大宮の秋冬の強さは本物だよ。だいたい例年、残留争いが激化する10月頃から少しずつ調子を上げていって、ライバルたちをなぎ倒していくんだ。
ちなみに今期のここ5試合の戦績も2勝3引き分けと、きっちりしあげてきてるね」
アヒコ「それじゃあ、「大宮嬢」って呼ばれているのはどうして?」
ガチョオ「いつの間にかみんな呼ぶようになったから詳しくはわからへんけど、たぶん、大宮の女の子リスのマスコットキャラ「ミーヤ」のキャラが立っているから、このキャラからの連想と、「簡単に落ちそうで、実はなかなか落ちない」お嬢さんのキャラやからやろうな」
アヒオ「そうそう。大宮といえば、残留力だけじゃなくて、マスコットキャラのミーヤちゃんもぜひおさえておきたいね」
左 ミーヤちゃん 右 アルディ君 二人は仲良しカップルのはずが・・・ |
ガチョオ「こいつはな、可愛い顔して、ほんまはとんでもないビッチなんやで・・・」
アヒコ「え?そうなの!?」
アヒオ「この二人、公式サイトの設定では「アルディとミーヤは仲良しのカップル」で、プロフィールにもアルディの欄には「好きな女性のタイプ:ミーヤ」、ミーヤの欄には「将来の夢:アルディとNACK5スタジアム大宮で結婚式をあげること」と書かれているんだ。にもかかわらずだよ。
論より証拠。ちょっと写真を見てみようか。
ひどいよミーヤちゃん。アルディ君というリス(ちなみにチーム名のアルディージャはスペイン語で「リス」を表す「Ardilla」を日本人が読みやすいように変更した造語)がありながら・・・」
ガチョオ「ほんまにアルディが不憫でなあ・・・」
アヒオ「おや?そんなこんなでそろそろ時間だね。
一応言っておくと、大宮は戦力的に決して全然だめなわけではないんだよ。
五輪代表の東慶悟や、スロベニア代表で札幌戦でハットトリックを達成したノヴァコヴィッチがいたりと、そこそこそろっているから、本当はどうしてここまで残留争いしなければいけないのか、よくわからないね。
もう残留争いを楽しんでいるとしか思えない。
さっきも言ったようにチームはここ数試合、好調を維持しているから、今期も最後にはきっちり残留しているだろうというのが、現時点でのボクの予想かな。
それじゃあ、次回はいよいよ現在降格圏の16位、「ナニワのお笑いサッカーチーム」ガンバ大阪の紹介をするよ。
今年のガンバは本当にネタの宝庫で、一回で済むかどうか不安だけれど・・・」
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