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2012/10/29

Jリーグ 第30節 大宮の季節がやってきた!


さいたまスタジアム2002 
試合開始一時間前のバックスタンド
アヒオ「今日はJリーグ第30節のレビューだよ」

アヒコ「アヒオ君は先週末、さいたまスタジアム2002まで行ってきたのよね?」


アヒオ「うん。そうなんだ。セレッソ大阪VS浦和レッズの一戦を観にね。

やっぱり贔屓チームはできるだけスタジアムで見たいからね。

柿谷曜一朗や扇原貴宏、山口蛍あたり、いつドイツへいっちゃっても不思議じゃないから、今のうちに見ておかないとね。それに元セレソンのシンプリシオのプレーも一度この目で見てみたかったんだ。

さいたまスタジアム2002は、日本最大のサッカー専用スタジアムで、先週の土曜日の試合でも32,000人近い人が入っていたから、とても雰囲気がよかったよ」

ガチョオ「ガンバは、また先制したのに勝ちきれへんかった・・・。嗚呼

アヒコ「あら?ガンバは負けちゃったの?引き分け?」

アヒオ「それじゃあ今日は全試合、一気に見ていこう。前のチームがホーム、後ろのチームがアウェイだよ。


浦和レッズ VS セレッソ大阪
0-0

浦和は終始おしていたけれど、最後のところで決めきれず。セレッソはケンペスの後をついで1トップとして先発している杉本健勇がまだフィットしきれていないのもあってか、攻撃が今ひとつうまくいかなかったな。

せっかく観にいったのにスコアレスドローは残念だったけれど、セレッソはアウェイで勝点を拾えて結果オーライといったところだね。

セレッソはこれで勝点40。残留にまた一歩近づいたね」

ガチョオ「セレッソにとってこの勝点1はかなりでかいな


アヒオ「続いて、今節のハイライト。


柏レイソル VS 大宮アルディージャ
1-4

この季節の大宮はマンUやバルセロナとやっても勝つんじゃないかと言われているほど、例年強いんだけれど、今節も昨季チャンピオンチームにたいして圧勝。さすがの残留力だね。

この試合、ハットトリックと1アシストと獅子奮迅の活躍をした大宮のズラタンは、スロベニア代表として母国に招集されていたんだけれど、大宮を残留させるために、と招集を辞退してこの試合に臨んでいたんだ。

ちなみにこの前ハットトリックを決めたノバコビッチも元スロベニア代表。監督もスロベニア人のベルデニック監督、と大宮はJリーグでは異色のスロベニア色がとても強いチームなんだ」

アヒコ「ズラタン、有言実行、かっこいいわね!」

ガチョオ「15位の大宮が勝ってしまったから、また残留のラインがあがってしまったんや・・・

アヒオ「ミーヤは情け容赦ないよね。続いて、

ジュビロ磐田 VS ベガルタ仙台
1-1

ノーコメント。

そして


名古屋グランパス VS 横浜F・マリノス
1-1

この試合は後半ロスタイムに元日本代表の中村俊輔がフリーキックを直接決めて、土壇場で同点に。中村俊輔のフリーキックはまだ健在だね。



ゴール後のキーパー楢崎やストイコビッチ監督の表情を見ると、このゴールがいかにすごかったかが伝わってくるね」

アヒコ「すごい!」

ガチョオ「名古屋、今期、後半ロスタイムの失点多すぎやろw ・・・ガンバも人のこと言われへんけどな・・・

アヒオ「でも後半ロスタイムの失点って意外に多くて、前の節の広島も柏レイソルにそれで逆転されているし、先日のワールドカップ欧州予選のフランス対スペインでも、フランスが後半ロスタイムに追いついているしで、こういうことはよくあるから最後まで気を抜いたらいけないってことだね。

そして、注目のガンバ大阪(笑)


ガンバ大阪 VS サンフレッチェ広島
1-1


ガンバは先制するも、追いつかれて結局ドロー。大宮が勝ったからまたガンバは勝ち点差を2広げられてしまったね。

残り四試合で、降格争いの神戸、大宮、新潟がホーム2試合、アウェイ2試合なのにたいして、ガンバだけホーム1試合、アウェイ3試合と厳しい上に、サイドバックの加地亮がこの試合でけがをしてしまって、全治6週間。実質今季絶望で、ガンバはますます苦境に立たされたよ」

ガチョオ「勝点を地道にいくら積み上げても大宮の背中が遠いわ・・・。しかもなんでこんな時に加地さんまで怪我なんや・・・。呪われとるで

アヒコ「これも前田の呪いかしら」

アヒオ「どんどんいくよ


鹿島アントラーズ VS 清水エスパルス
1−2

なにげに残留争いに片足をつっこんでいた鹿島アントラーズは今日の敗戦で大宮との勝ち点差がわずか2。


しかも11/3(土)にもう一度清水エスパルスとナビスコカップの決勝を戦った後、中三日で、大宮と直接対決があるんだ。

相手の大宮はナビスコがないので中十日と休養充分。しかもこれで鹿島が負けてしまうと、鹿島は完全に残留争いにまきこまれてしまうから、なにげに11/7(水)の第31節最大の注目カードは実はこの鹿島VS大宮かもしれない」

ガチョオ「鹿島さんも残留争いにいらっしゃい!

アヒオ「続けるよ。

FC東京 VS コンサドーレ札幌
5-0

ノーコメント。



アルビレックス新潟 VS サガン鳥栖

0-2

新潟は今節、残留争い組で唯一の敗戦で、また上位と勝ち点差が広がってしまったね。この敗戦はとても痛いよ。

かわいそうだけれど、いよいよ新潟は脱落の雰囲気が濃厚になったね」

アヒコ「でも、残りを全部勝てば、全然逆転できる範囲でしょ?まだあきらめたらだめよ!」

ガチョオ「いや、潔くあきらめようや・・・。頼むで」

アヒオ「そして最後に、実は今節一番見ていて面白かったかもしれないゲームが

ヴィッセル神戸 VS 川崎フロンターレ
3-3

いやあ、ボクは後半途中から見ていて、2点リードされていたから、こりゃヴィッセル、大宮に抜かれたな、と思ったけれど、意地をみせたねえ。

よくよく考えてみればヴィッセルも2007年にJ1に再度昇格して以来、数年に一回は残留争いにまきこまれながら、勝ち抜いてきたチームだから、新潟同様、残留力は決して低くないんだよね。

ここも怪我人が多くて大変だとは思うけれど、がんばってほしいね。

で、30節終了して、順位はこうなっているよ」

J's Goalより)

J's Goalより
ヒコ「うわあ。真ん中から下がますます詰まってきてるわね」

ガチョオ「ガンバも一つ勝てば全然違う位置にいけるはずなんや・・・。あと一つ・・・」

アヒオ「そうだね。ガンバの場合、得失点差がプラスだから、勝点で並びさえすれば順位で上回れるというアドバンテージがあるもんね。

あとは加地亮も怪我をするという苦境を、レアンドロや家長昭博、遠藤保仁あたりを中心にどう頑張れるかにかかっているだろうね。


というわけで、駆け足で30節を振り返ってみたけれど、どうだったかな。

今週末はナビスコカップの決勝があるから、Jリーグの次節、第31節は11/7の水曜日になるね。

次節の注目カードは、大宮の魔の手が鹿島を残留争いにまきこむか!?

大宮アルディージャ VS 鹿島アントラーズ

で決まりだね。

それじゃあ、今日はここらへんで」

三羽「それじゃあみんな、またね〜!」


しらないことが おいでおいでしてる
出かけよう くちぶえふいてさ
びっくりしようよ あららのら?
しらべてなっとく うんそうか!
おもしろ地図を ひろげよう
たんけん はっけん ぼくのまち

(NHK教育テレビ「たんけんぼくのまち」のテーマ 作詞:山川啓介 作曲:福田和禾子)


To Be Continued...

<キャスト>

アヒオ・・・アヒル系男子。好きなチームはセレッソ大阪。

アヒコ・・・アヒル系女子。好きなスイーツは牛乳プリン。

ガチョオ・・・ガチョウ系男子。好きなチームはガンバ大阪。


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