アヒオ「みんな、こんにちは!
女子ワールドカップカナダ大会はいよいよ明日、決勝でなでしこジャパンが宿敵アメリカと戦うね!
というわけで、なでしこの決勝進出のお祝いと、明日の勝利祈願を兼ねて、今日は3年前に発売されたなでしこジャパンの漫画を紹介しようと思うんだ!
その名もズバリ「なでしこジャパン物語」だ。ちなみに掲載誌は「月刊少年ライバル」だよ」
アヒコ「またえらく唐突ね。
それに「月刊少年ライバル」なんて聞いたこともないわ。
あいかわらず、めずらしいものもっているわね」
ガチョオ「こいつは変なもの集めるくせがあるからな。
しかも3年前に発売の漫画ってなんやねん、いまさら」
アヒオ「まあまあ。
本当はもっと早く紹介しようと思っていたのだけれど、ずるずると先延ばしにしているうちに、ワールドカップが始まっちゃったので、今しかないと思ったんだよ。
で、本の内容だけれど、この漫画の主人公は3人。
今大会でも主力選手として活躍する宮間あや、安藤梢、鮫島彩だ。
だから紹介する分にはギリギリ間に合っていると言えなくもなくて良かったよ。
作者は原作がすべて工藤晋で、作画はそれぞれ別々の漫画家が担当しているから、絵柄が違うんだ。
まずは「宮間あや物語」から見ていってみよう。漫画は笠原巴」
ガチョオ「なるほど。
「宮間あや」って書いていなかったら、これが宮間だってまったくわからんな」
アヒオ「何を言っているんだ!ガチョオ君!
「宮間あや」って書いてるから「宮間あや」なんだって!
アメリカのセントルイス・アスレティカに所属していたころのチームメイト、アメリカ代表GKのホープ・ソロとのエピソードや岡山湯郷ベル時代のことなど、これを読めば宮間がばっちりわかるはずだ。
続いて、今大会、スイス戦で負傷してしまった安藤が主人公の「安藤梢物語」だ。漫画は山崎夏軌」
アヒコ「今大会の怪我は本当に残念だったわね。調子も良かったみたいなのに。
明日の決勝戦に彼女がいないのが、返す返すも残念だわ」
アヒオ「そうだね。彼女にとってはおそらく最後のワールドカップだろうから、無念だろうな。
で、漫画のほうだけど、安藤は、筑波大学在学中からさいたまレイナスFCに所属していて、2009年には日本女子選手で初となるドイツ女子ブンデスリーガのデュイスブルクに入団。
日本女子サッカー欧州組のパイオニア的存在だったんだよ。
そして最後に「鮫島彩物語」、漫画は佐治晴斗」
ガチョオ「なでしこ不動の左サイドバックやな。
相変わらず、みごとなぐらい似てないけれど、鮫島って書いているから鮫島やねんやろうな」
アヒオ「ボクもこれを読んで初めて知ったんだけれど、鮫島は元々は攻撃的MFだったんだって。今にして思えば左サイドバック転向は大正解だったってことになるね。
そして彼女も澤や宮間と同様、過去にアメリカに渡っているんだ。
所属チームはボストン・ブレイカーズ。また一つ賢くなったね。
というわけで、なでしこジャパン物語の紹介はここまで。
カナダ大会でなでしこが優勝したら、またなでしこフィーバーが起こって、似たような便乗漫画がたくさん出てくるかもしれないから、それに備える意味でも、こういう歴史はしっかりおさえておきたいところだね。
この漫画はもうAmazonでも古本でしか買えないんだけれど、古本屋なんかで見つけたらぜひ一度チェックしてみてね。
それじゃあ明日のなでしこの勝利を祈りつつ今日はこのぐらいで」
ガチョオ「次回はなでしこ優勝記念企画やらんとな」
アヒコ「がんばれ、なでしこ!」
三羽「それじゃあ、みんな、またね〜」
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