今日はめずらしく、野球の話題だ。
今年、広島東洋カープが1997年以来16年ぶりのAクラスが決定したのを記念して、カープ漫画を紹介するよ。
その名も「球場ラヴァーズ-私が野球に行く理由」と、その続編「球場ラヴァーズ-私を野球につれてって」だ。
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」
この漫画は、一応野球をテーマにしてはいるんだけれど、選手を描いた漫画ではなくて、広島東洋カープやその他のチームを球場で応援している人たちを描いた漫画なんだ。
だから、作中で試合内容についての描写はほとんどないし、主人公は、野球を全く知らない、っていう設定だから、一応、野球の知識ゼロでもちゃんと楽しめるようにできているよ。
まあ、そうは言っても、プロ野球ネタ(主にカープネタ)が満載なんで、もちろん知識はあったほうがおもしろいんだけれどね」
主人公は野球のことは何一つ知らない普通の女子高生。
彼女は同級生からいじめを受けて悩んでいたんだ。
そんな彼女が、ひょんなことから偶然、球場に来て、そこで出会ったカープファンに、プロ野球やカープ、あるいはカープファンや球場で応援することについて、一つ一つレクチャーを受けて、少しずつ野球に詳しくなっていくんだ。
そして、野球ネタとは別に、球場で出会った人たちの影響や、そこで得た野球の知識を通じて、彼女が日常生活でいじめを克服し、成長していく様子も描かれるんだ」
だから、別にカープファンじゃなくてもプロ野球ファンなら間違いなく楽しめると思うし、ボクなんかもそうなんだけれど、球場(スタジアム)まで試合を見に行くことが趣味の人なら、サッカーファンが読んだって面白いと思うよ。
ボクの応援するセレッソ大阪だって、まだ一度も優勝していないから、この漫画に出てくる人たちのように、それでも弱いチームを応援する気持ちは痛いほどわかるしね」
確かに100%観戦者目線の漫画っていうのは、ちょっと新鮮かもしれないわね。
それに主人公が野球を知らない女子高生っていうのもとっつきやすそうだし」
最後に、蛇足だけれど、これだけはおさえておきたいので、広島のマスコットキャラのスラィリーを紹介して終わるね。
スラィリー
」
まあ、そんなわけで、別にボクは広島ファンじゃないけれど、広島カープ16年ぶりAクラスおめでとうございます」
<キャスト>
白鳥(しらとり)先生・・・スワン系アラサー女子。カモ文化学園の教師。独身。学園のマドンナ的存在で、密かに思いを寄せる男子生徒多数。好きな話題はシモネタ。好きな牛丼系チェーン店は松屋。