真夏の夜にインド映画でダンシング! |
アヒオ「いやあ、熱かった!会場も映画も!
ブログを見ているみんな、こんにちは。
ボクの名前はアヒオ。
実は昨日、大人気の映画を見に行ってきたんで、今日はそのお話をしようと思んだ。
いやあ、楽しかったなあ」
アヒコ「あら、アヒオくん、ずいぶん満足気な顔をしているわね。
大人気の映画って、ひょっとしてこんどこそ宮崎駿監督の『風立ちぬ』を見に行ってきたの?」
アヒオ「まさか!違うよ、アヒコちゃん、なにをいってるの。
もっと楽しい映画だよ。
おそらく、この流れが今後、日本中に広まるかもしれないぐらいのすごい映画だよ。
その名も『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』
2007年公開のインド映画だ」
アヒコ「は?
知らない・・・」
ガチョオ「まあ、アヒオが満足する映画って時点で、普通の映画やないとは思ってたけど、また変なもん見てきてんな」
アヒコ「どんな映画なの?
インド映画っていうぐらいだから、やっぱり歌って踊ってってやつ?」
アヒオ「まあ、それで間違いではないんだけどさ。
この映画はね、インドで2007年の興行収入トップとなった、ボリウッド屈指の傑作と評判の映画なんだ。
今回は特に、会場が映画館ではなくて、池袋パルコの屋上でマサラ上映というスタイルでの上映会だったんだ」
アヒコ「マサラ上映?なに、それ?」
アヒオ「マサラ上映っていうのはね、ミュージカルシーンに合わせて観客が、歌や踊りで参加したり、歓声や指笛、クラッカー、紙吹雪で盛り上げて、会場みんなで映画を楽しむ方式なんだ。
だから普通の上映とはひと味違う鑑賞体験が味わえるんだよ。
今回は、それだけではなくて、ミュージカルシーンになると、ダンサーの人が現れて、舞台で踊ったり、会場を練り歩いたりして盛り上げてくれたんだ。
その他に映画の休憩時間(この映画に限らず、インド映画は上映時間が3時間近くあるので、たいてい途中に休憩が入る)にも、ダンスショーをしてくれたりと、本当にサービスたっぷりの夜だったよ。
」
アヒコ「へええ、楽しそうね!」
ガチョオ「えらい豪華やな。
映画だけでなくて、ダンスショーまで楽しめるなんて。
で、映画の方はどうやねん?
歌と踊りが楽しいのはわかったけれど、肝心の映画はおもろいんか?」
アヒオ「それがね、なかなかやるんだよ、このインド映画が!
ストーリーを手短に紹介すると、舞台は1970年代のインド。
主人公は映画のトップスターを目指す脇役俳優で、彼がトップ女優に恋をするんだ。
しかし、実は彼女はすでに敏腕プロデューサーと、周囲に隠れて結婚していたんだ。
この敏腕プロデューサーっていうのが悪いやつでね。彼は、自分の成功のために妻である女優を殺そうとする。
主人公は彼女を助けようとするんだけれど、失敗して、女優は死に、自分もプロデューサーの部下の手によって殺されてしまうんだ。
しかし、主人公は殺された後、転生することになる。ただし、過去の記憶は失ったままね。
そして30年ほどたち、舞台は2000年代、転生した主人公は、晴れて映画のトップスターになるんだ。
そんな彼が、映画祭で主演男優賞を受賞して、それを祝うパーティで、偶然、事件後アメリカへ渡って成功した敏腕プロデューサーと再会を果たす。
すると、主人公は突如、転生前の過去の記憶がよみがえることになる。
そして主人公はプロデューサーに対して、前世の自分と、殺された女優のために復讐を試みる・・・っていうお話なんだ」
ガチョオ「転生っていう部分を除けば、意外と深刻なストーリーやな。
まあ、でも基本的には、勧善懲悪のお話やろうから、最後にプロデューサーをやっつけて、終わりって感じなんやろ?」
アヒコ「たぶん、主人公が好きになった女優もいっしょに転生して、ラストで晴れて二人は結ばれてハッピーエンドでダンスって感じかしらね」
アヒオ「ふふふ。
ボクもだいたいそんな感じだろうなあって思いながら見ていたんだよ。
でも、今のインド映画はそこまで単純ではないんだよ。
いい意味で観客の期待というか、予想を裏切ってくれて最後までドキドキさせてくれるよ。
個人的には終盤のプロデューサーを追い詰めようとするところでのミュージカルシーンの盛り上がりが音楽も含めて最高に良かったな」
ガチョオ「ほうほう。
まあ、確かにインドでは似たような映画が山ほど上映されているやろうから、その中でトップをとるっちゅうことは、やっぱりそれだけのなにかがあるっていうことなんやろうな」
アヒオ「もちろん、ミュージカルシーンもとてもいいよ。
音楽も、ちょっとサントラが欲しくなったぐらいだ。
『レ・ミゼラブル』を観た後は、そんなことは思わなかったから、個人的には『レ・ミゼラブル』を超えるミュージカル映画だな」
アヒコ「そんなに!
映画も気になるけれど、それ以上にマサラ上映はなんか楽しそうだから、それをやっていたら、私も参加したいかも」
アヒオ「そうだね。都市部でないとマサラ上映はなかなかやっていないかもしれないけれど、そういう機会があったら一度参加してみるといいよ。
過去に『ムトゥ・踊るマハラジャ』を見たことがあって、それでインド映画をわかったような気になっている人も、ぜひ、これを見て、進化したインド映画(といっても2007年だからもう6年も前の映画なんだけど)を体験して欲しいな。
それじゃあ、今日はこのぐらいで」
ブログを見ているみんな、こんにちは。
ボクの名前はアヒオ。
実は昨日、大人気の映画を見に行ってきたんで、今日はそのお話をしようと思んだ。
いやあ、楽しかったなあ」
アヒコ「あら、アヒオくん、ずいぶん満足気な顔をしているわね。
大人気の映画って、ひょっとしてこんどこそ宮崎駿監督の『風立ちぬ』を見に行ってきたの?」
アヒオ「まさか!違うよ、アヒコちゃん、なにをいってるの。
もっと楽しい映画だよ。
おそらく、この流れが今後、日本中に広まるかもしれないぐらいのすごい映画だよ。
その名も『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』
アヒコ「は?
知らない・・・」
ガチョオ「まあ、アヒオが満足する映画って時点で、普通の映画やないとは思ってたけど、また変なもん見てきてんな」
アヒコ「どんな映画なの?
インド映画っていうぐらいだから、やっぱり歌って踊ってってやつ?」
アヒオ「まあ、それで間違いではないんだけどさ。
この映画はね、インドで2007年の興行収入トップとなった、ボリウッド屈指の傑作と評判の映画なんだ。
今回は特に、会場が映画館ではなくて、池袋パルコの屋上でマサラ上映というスタイルでの上映会だったんだ」
アヒコ「マサラ上映?なに、それ?」
アヒオ「マサラ上映っていうのはね、ミュージカルシーンに合わせて観客が、歌や踊りで参加したり、歓声や指笛、クラッカー、紙吹雪で盛り上げて、会場みんなで映画を楽しむ方式なんだ。
だから普通の上映とはひと味違う鑑賞体験が味わえるんだよ。
- マサラシステム上映の映画がすごい!マサラシステムとは?(NAVERまとめ)
- まるでクラブイベント!インド映画「恋する輪廻」の「マサラ上映」がヤバすぎる件(NAVERまとめ)
今回は、それだけではなくて、ミュージカルシーンになると、ダンサーの人が現れて、舞台で踊ったり、会場を練り歩いたりして盛り上げてくれたんだ。
その他に映画の休憩時間(この映画に限らず、インド映画は上映時間が3時間近くあるので、たいてい途中に休憩が入る)にも、ダンスショーをしてくれたりと、本当にサービスたっぷりの夜だったよ。
」
アヒコ「へええ、楽しそうね!」
ガチョオ「えらい豪華やな。
映画だけでなくて、ダンスショーまで楽しめるなんて。
で、映画の方はどうやねん?
歌と踊りが楽しいのはわかったけれど、肝心の映画はおもろいんか?」
アヒオ「それがね、なかなかやるんだよ、このインド映画が!
ストーリーを手短に紹介すると、舞台は1970年代のインド。
主人公は映画のトップスターを目指す脇役俳優で、彼がトップ女優に恋をするんだ。
しかし、実は彼女はすでに敏腕プロデューサーと、周囲に隠れて結婚していたんだ。
この敏腕プロデューサーっていうのが悪いやつでね。彼は、自分の成功のために妻である女優を殺そうとする。
主人公は彼女を助けようとするんだけれど、失敗して、女優は死に、自分もプロデューサーの部下の手によって殺されてしまうんだ。
しかし、主人公は殺された後、転生することになる。ただし、過去の記憶は失ったままね。
そして30年ほどたち、舞台は2000年代、転生した主人公は、晴れて映画のトップスターになるんだ。
そんな彼が、映画祭で主演男優賞を受賞して、それを祝うパーティで、偶然、事件後アメリカへ渡って成功した敏腕プロデューサーと再会を果たす。
すると、主人公は突如、転生前の過去の記憶がよみがえることになる。
そして主人公はプロデューサーに対して、前世の自分と、殺された女優のために復讐を試みる・・・っていうお話なんだ」
ガチョオ「転生っていう部分を除けば、意外と深刻なストーリーやな。
まあ、でも基本的には、勧善懲悪のお話やろうから、最後にプロデューサーをやっつけて、終わりって感じなんやろ?」
アヒコ「たぶん、主人公が好きになった女優もいっしょに転生して、ラストで晴れて二人は結ばれてハッピーエンドでダンスって感じかしらね」
アヒオ「ふふふ。
ボクもだいたいそんな感じだろうなあって思いながら見ていたんだよ。
でも、今のインド映画はそこまで単純ではないんだよ。
いい意味で観客の期待というか、予想を裏切ってくれて最後までドキドキさせてくれるよ。
個人的には終盤のプロデューサーを追い詰めようとするところでのミュージカルシーンの盛り上がりが音楽も含めて最高に良かったな」
ガチョオ「ほうほう。
まあ、確かにインドでは似たような映画が山ほど上映されているやろうから、その中でトップをとるっちゅうことは、やっぱりそれだけのなにかがあるっていうことなんやろうな」
アヒオ「もちろん、ミュージカルシーンもとてもいいよ。
音楽も、ちょっとサントラが欲しくなったぐらいだ。
『レ・ミゼラブル』を観た後は、そんなことは思わなかったから、個人的には『レ・ミゼラブル』を超えるミュージカル映画だな」
アヒコ「そんなに!
映画も気になるけれど、それ以上にマサラ上映はなんか楽しそうだから、それをやっていたら、私も参加したいかも」
アヒオ「そうだね。都市部でないとマサラ上映はなかなかやっていないかもしれないけれど、そういう機会があったら一度参加してみるといいよ。
過去に『ムトゥ・踊るマハラジャ』を見たことがあって、それでインド映画をわかったような気になっている人も、ぜひ、これを見て、進化したインド映画(といっても2007年だからもう6年も前の映画なんだけど)を体験して欲しいな。
それじゃあ、今日はこのぐらいで」
ダンサーのみなさん。暑い中、ありがとうございました。 |
<公式サイト>
<キャスト>
アヒオ・・・アヒル系男子。好きなチームはセレッソ大阪。最近のお気に入りはイナバのタイカレー缶(イエロー)。今年の目標は紅楼夢読破。
アヒコ・・・アヒル系女子。真面目で好奇心旺盛な女の子。好きなスイーツは牛乳プリン。現在、ダイエットに挑戦中。
ガチョオ・・・ガチョウ系男子。好きなチームはJ2のガンバ大阪。
白鳥(しらとり)先生・・・スワン系アラサー女子。カモ文化学園の教師。独身。学園のマドンナ的存在で、密かに思いを寄せる男子生徒多数。好きな話題はシモネタ。好きな牛丼系チェーン店は松屋。
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