花和尚 魯智深(ドラマ「水滸伝」より)
アヒオ「ブログを見ているみんな、こんにちは!
今日の話題は、今、日本で静かなブームになっている水滸伝だよ!!!」
水滸伝がブーム!?本当に!? 初めて聞いたんだけれど」
ガチョオ「なんぼ静かっていっても、静かすぎるんちゃうか?
オレもそんなん知らんぞ」
アヒオ「まあ、二人が知らないのも無理もないかもね。かくいうボクだって、このブームに気づいたのは、2ヶ月遅れぐらいだったからね」
アヒコ「そういうのが大好きなアヒオくんですら気付くのに、2ヶ月も遅れるなんて、それ、ちっとも流行ってないじゃないんじゃあ・・・」
日本においては、とかく三国志(演義)ばかりが注目を浴びて、その影ですっかり目立たない水滸伝だったけれど、北方謙三の小説のヒットの影響もあってか、ここ数年、じわじわとだけれど、水滸伝もとりあげられる機会が微増しているみたいだから、この機会に、ちょっと水滸伝関連について、あれこれ紹介してみようと思うんだ。
その第一回の今日とりあげるのは、中国のテレビドラマ「水滸伝」だ。
中国語がわかるなら、ネットで「新水浒」と検索すれば、動画がぞろぞろ出てくるし、そうでない人も、今なら、日本語版がレンタルビデオ店に置いているから、気軽に見ることができるよ。
これは現地では2011年に放送されたものなんだけれど、構想10年、制作費55億円もかけた本格的なもので、中国のテレビ賞を総なめにして、台湾で放送された際は、中国産ドラマとしては初めて視聴率1位を記録したりと、内容がとてもよくできていておもしろいので、初めて水滸伝に触れる人にも、自信を持ってオススメできる良作だよ。
(参考)
しかも、なぜか日本語版DVDでは、ナイツが「水滸伝宣伝漫才師」に就任して予告編のナレーションなどにも参加しているので、そちらも見逃せないよ。
」
アヒオ「動画中「中国三大名著『水滸伝』」ってなっているのは、ちょっと気になったけどね。
やっぱり「金瓶梅」はなかったことにされてるのかな」
アヒオ「こうやって、歴史も改竄されていくんだなあって、いくぶん興味深くはあるね。
それはともかく、中国ではそれ以前にも「水滸伝」のドラマは何度か作られてはいて、当時の中国の経済レベルを考えると仕方ないんだけれど、絵的にどうも安っぽくて興ざめだったのに対して、この2011年版は映像もとても奇麗なんで、そういう意味でもおすすめだよ」
さすが本場のドラマやな。妥協せずに全部やるわけやな」
アヒオ「そうだね。日本ではこれだけのものはちょっと作られないだろうね。
ちなみにちょっと専門的な話をすると、このドラマ、ストーリーは原作の百回本を元に作られているんだ」
アヒオ「まあまあ、そこらへんはまた、後日おいおい説明してあげるよ。
それはともかく、このドラマ、日本側も結構気合いが入っているみたいで、日経BP社からムック本も出ているから、こちらもあわせて読むと、より理解も深まると思うよ。
日経エンタテインメント! 水滸伝 パーフェクトガイド 忠と義の108人 (日経BPムック)
日経エンタテインメント!
」
実は、この水滸伝のドラマを100分にまとめるという無茶な映画も日本で上映されたらしいんだけれど、ボクもこの映画の存在を知ったのが、公開が終わった二か月後ぐらいというぐらいの存在感のなさだったんで見逃してしまったんだ。
というわけで、今日はこれぐらいにしておこうか。
水滸伝については、まだまだいい足りないことがあるので、また次回」
白鳥(しらとり)先生・・・スワン系アラサー女子。カモ文化学園の教師。独身。学園のマドンナ的存在で、密かに思いを寄せる男子生徒多数。好きな話題はシモネタ。好きな牛丼系チェーン店は松屋。
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