フットボールサミット第17回 セレッソ大阪 咲き誇る桜の才能たち4862552234 | 『フットボールサミット』議会 | カンゼン | ¥ 1,365 | 2013-12-17
■小田尚史/[INTERVIEW]柿谷曜一郎「セレッソ愛の根源」
■前田敏勝/[INTERVIEW]南野拓実が目指すネクスト・ステージ「ハングリーな気持ちを絶対に忘れない」
■小田尚史/育てる信念 陰の功労者たちが語る、セレッソの育成ビジョン
■小田尚史/[INTERVIEW]山口螢が語るセレッソのメカニズム「トップの自分たちがセレッソの歴史を作る」
■海江田哲朗/[INTERVIEW]杉本健勇 原点と足跡「生野魂」をたずさえて
■小田尚史/[対談]堅守セレッソが躍進する理由山下達也×藤本康太
■前田敏勝/丸橋祐介が本音でぶっちゃける!チームメイトたちの「すっぴん」
■前田敏勝/レヴィー・クルピ回想録 セレッソ大阪と歩んだ険しくも楽しい道のり
■鈴木康浩/キム・ジンヒョン 守護神の誇り 練習にぶつける思いのたけ
■前田敏勝/セレッソ大阪社長・岡野雅夫が語る揺るがぬ「経営ビジョン」
■小田尚史/背番号8の系譜 ミスターセレッソ森島寛晃の回顧録
■鈴木康浩/[ディフェンスマスター]松田浩の超分析 鍵となるリトリートを読み解く
■編集部/“セレ女”を惹きつける魅力 めっちゃ好きやねん! セレッソ女子座談会
■木村元彦 Vol.11 ランコ・ポポヴィッチのFC東京戦記
セレッソアイデンティティに続き、今日もセレッソ大阪本の紹介です。
この本は、ほぼ全てセレッソ大阪関係者との対談や、インタビュー記事で構成されています。
柿谷や南野あたりの有名どころでしたら、他の雑誌などでも読めるかもしれませんが、山下やキムジンヒョン、丸橋といった選手たちのインタビューはなかなか貴重ですので、そこに価値を感じる方ならオススメです。
個人的には、今年は大当たりで、セレッソの少ない失点に貢献してくれた守護神キムジンヒョンの、入団から現在にいたるまでをあますところなく聞いたロングインタビューが良かったです。
少し紹介。
(前略)
ー足下がうまいと周りからも言われますよね。それって子供の頃にちゃんとボール蹴っていないとなかなか難しいものなんですけど、普通にできちゃった?
「まあ。天才なんじゃないですか(笑)」
ー(笑)もともとうまかった?
「いやあ、そんなことないですよ。韓国人のキーパーはプロでも足下はみんなへたくそです」
ーそれなのにどうしてうまいんですか?
「高校生のときにボールを蹴る練習が好きになってしまったんですよ。フリーキックを蹴ったり、クロスを上げたり。普通に毎日やっていたんです」
ーゴールキーパーの練習もしないで?
「はい。高校の時、監督に何も言われなかったので」
ー監督さんが自由にやらせてくれた?
「自分で勝手にそうしていたんです。よく考えるとあかんけど、監督も何も言わないので、ま、えっかなあと思って。もちろん、大会の2週間くらいはゴールキーパーの練習もしてましたよ」
(後略)
(■鈴木康浩/キム・ジンヒョン 守護神の誇り 練習にぶつける思いのたけ)
2013年シーズンは、数々のスーパーセーブのみならず、FC東京戦で、ゴールキックから直接柿谷へパスを通して、柿谷の得点をアシストしたのが印象深いのですが、彼のキック力と足下のうまさはここで培われたのかと納得でした。
その他、普段あまりクローズアップされることの少ない選手たちの生の声が盛りだくさんです。
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