ACLの山東魯能戦では柿谷とフォルランのゴールで勝利し、2位でグループリーグ突破。
ACLの次戦ベスト16の相手は昨年度チャンピオンの広州恒大。
アヒコ「みんな！こんにちは！サッカーのことはあまり知らないけれど、今年はまだ一度も勝っていない徳島ヴォルティスを応援しているアヒコです！
またセレッソ大阪が勝てなかったみたいで、アヒオくんはご機嫌斜めだけど、今日も元気にJリーグ第９節、見ていきましょう！」
ガチョオ「セレッソは言うても引き分けやってんから、ええがな・・・。ガンバは負けて14位やぞ・・・。もう残留争いはこりごりや。
宇佐美がそろそろケガから復帰しそうなことぐらいしか明るい材料があれへんがな」
アヒコ「で、アヒオくん、セレッソ大阪の相手はどこだったっけ？」
アヒオ「首位のヴィッセル神戸だよ・・・。完全に勝てた試合をポポビッチ監督の交代で、おかしくなっちゃって追いつかれちゃったんだ・・・。もう本当にダメだ、この監督。
その前の週中のACLで山東に勝って、奇跡的にグループリーグを突破しちゃったんだけれど、今のチーム状況を考えると、素直に喜べないな・・・」
アヒコ「え？どうして？」
アヒオ「まず、これでポポビッチ監督の解任が遅れてしまうことが一つ。
そしてもう一つ、勝ち進んだことによってこれからの日程が大変なことになってしまったんだ。
こんな感じ。
4/29（火･祝）19:00 大宮アルディージャ （ヤンマースタジアム長居）
5/3（土･祝）19:00 名古屋グランパス （豊田スタジアム）
5/6（火･祝）19:00 ACL 広州恒大 （ヤンマースタジアム長居）
5/10（土）16:00 ベガルタ仙台 （キンチョウスタジアム）
5/13（火）21:00 ACL 広州恒大 （広州天河体育中心（中国））
5/17（土）14:00 浦和レッズ （埼玉スタジアム2002）
それでなくても12日の大阪ダービーからずっと週２試合のペースなのに、ここからはワールドカップの途中中断期間まで、ずっと中２日、中３日での試合の連続だ」
ガチョオ「これは・・・。
かなりやばいな。
こんな無茶な日程、誰かケガしかねへんな。
柿谷や山口は、日本代表に選ばれたら、この後もさらにワールドカップもあるもんな」
アヒオ「そうなんだ。
いくらなんでもこの日程はむちゃくちゃだよ。
後になるほど疲労が蓄積してベストなパフォーマンスが出来なくなるのは明らかなのに、今の段階でセレッソ大阪はリーグ戦5試合勝利なしの11位。
正直今のセレッソの状態では、ACLどころじゃないんだ。
もちろん、ACLの方も広州恒大に勝利してベスト8まで進めれば文句はないけれど、相手は去年のチャンピオンでリッピ率いる広州恒大。ベストコンディションでもかなり厳しい相手なのに、ベストコンディションでないとすれば、惨敗しても全く不思議じゃない。
最悪、というより高い確率でこのままだとACLとリーグ戦の共倒れになりかねない。
本当に困ったよ・・・。せめてワールドカップ前に監督交代をして、後半戦に望みをつなぎたいんだけれど・・・」
アヒコ「そんなにセレッソの監督ってダメなの？」
アヒオ「ダメだね。
昔ガンバをJ2に降格させたセホーンほどではないにしても、この前マンチェスターユナイテッドをクビになったモイーズ程度にはダメじゃないかとボクは見ている。早く変えないと、今のマンUのように最終順位が6~8位程度が関の山じゃないかと思うよ。
それじゃあ、今節を振り返ってみよう。
セレッソはあまりにも結果が出ていないものだから、ACLの山東戦からフォーメーションを大幅に変えて、4-2-3-1から3-4-3に変えたんだけれど、それに伴い、センターバックに染谷、右サイドハーフに酒本ではなくて新井場を起用。
おそらくキムジンヒョンは山東戦で頭を強く打ったから大事をとって武田が先発したんだろうね。山東戦で結果を出したように、このフォーメーションになってから、セレッソの攻撃はずいぶんよくなったよ。
まあ、フォルランの調子が上がってきたのが一番大きいんだろうけれど・・・。
試合はセレッソがディフェンスラインの裏をつかれて先制されてしまうんだけれど、その後、フォルランが２得点して逆転に成功。特に２点目のシュートはスーパーだったよ。
これぞワールドクラス！って感じ。これで勝ってれば文句のつけようのない試合だったんだけどねえ・・・。
フォルラン、この位置からのシュートを決める。２試合連続ゴールで絶好調。
で、フォルランが引っ込んだ後は、攻撃がうまくまわらなくなってしまって、染谷のハンドでPKを取られて同点に追いつかれた後は、攻め手に欠いたまま試合終了。あーあ。
もちろん、今後の日程とか、フォルランの体力とかを考えると、セオリーとしてそこまでおかしな交代ではないかもしれないけれど、この試合に限って言えば、あの流れでやってはいけなかった交代だと思うね。結果論じゃなくて。
ポポビッチ監督は選手起用も戦術も交代も、全部先に形を決めておいて、そこに選手をあてはめるのは得意だけれど、選手の特徴を活かしたり、臨機応変な対応が苦手なタイプみたいだ」
ガチョオ「酷評やな・・・。まあ、でもこのメンツでこの成績はないわな。去年４位で、主力はほぼ残留。しかもシーズンオフにフォルラン、カチャル、ニコルスと各国の代表クラスを補強してこのありさまやもんな」
アヒオ「そうだよ。今のセレッソはキーパーのキムジンヒョンも含めて外国人は全員、母国の代表か代表候補クラス、それに柿谷、山口は日本代表だし、南野や杉本も各年代の代表、山下も日本代表候補レベルなんだからね。
それじゃあ、他の結果も軽くいこうか。
注目の鹿島対広島は鹿島の圧勝。なにげに鳥栖も順位を上げてきているね」
アヒコ「徳島ヴォルティス、また勝てなかったのね・・・。
それに仙台もまた負けてる」
アヒオ「で、順位表がこれだ。
神戸は今回の引き分けで首位を鹿島に明け渡して、鳥栖が３位浮上。
セレッソはどちらかというと、上位よりも降格圏に近づきつつあるね。」
ガチョオ「ガンバもな・・・」
アヒオ「さて、次のセレッソの試合は、さっきも見たように、中二日で4/29（火･祝）19:00にホームのヤンマースタジアム長居で今16位で降格圏の大宮アルディージャとの対戦だ。相手を考えれば勝って当たり前、勝たないと即、監督解任でも良いレベルの相手だ。
せっかく今年は長居にたくさんお客さんが来てくれているんだから、ホームでも柿谷、フォルランの爆発を見せてほしいね。
それじゃあ、苦しい戦いは続くけれど、セレッソの勝利を祈って今日はこのへんで」
三羽「それじゃあ、みんな、またね！」
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