12/24までやってます。 |
今日の話題は、今、上野の東京国立博物館でやっている特別展「中国 王朝の至宝」だよ」
アヒコ「ふーん。でも、この前アヒオ君、似たような中国の展示を観にいってなかったっけ?」
アヒオ「うん、今年の1月におなじ東京国立博物館でやっていた「北京故宮博物院200選展」のことだね。
確かに似ているといえば似ているんだけれど、今回の展示物は北京の故宮博物館ではなくて、中国各地の地元の博物館の展示物が一箇所に集まった、これはこれでなかなか貴重な展示だったんだよ」
アヒコ「へー。そうなんだ。で、どうだったの?」
アヒオ「よかったよかった。
これがもうおもしろくてね。特に、中国史ファンなら、より楽しめるんじゃないかな。
大体普通の中国関係の展示って、時代で区分して展示してあるものなんだけれど、今回の展示では夏から宋までの各王朝、あるいは地方政権の都・中心地域に焦点をあてて、同時代の地域ごとの代表的な文物を対比させているんだ。
例えば「楚」と「斉」と「魯」を対比させて展示させる、みたいにね。なかなかうれしい試みだと思ったね。
中国って一言で言っても、その広さはヨーロッパぐらいあるから、地域によって特色が全然違うのはあたりまえなんだけれど、そういうのがこれを見たらよくわかったね。
今回のテーマを紹介すると、
- 第1章 王朝の曙「蜀」 VS 「夏・殷(商)」
- 第2章 群雄の輝き「楚」VS「斉・魯」
- 第3章 初めての統一王朝「秦」VS 「漢」
- 第4章 南北の拮抗 「北朝」VS「南朝」
- 第5章 世界帝国の出現 唐「長安」VS「洛陽」
- 第6章 近世の胎動「遼」VS「宋」
こんな風になっているんだ。
アヒオ「時代が宋までっていうところも故宮博物館展とは違うところだね。
なにはともあれ、これだけ中国各地の博物館のものを一度に見られる機会もそうないだろうから、興味がある人ならきっと楽しめると思うよ。
そうそう、今なら中国王朝の至宝展と同時開催で、出雲展もやっていて、両方まとめて見られるから、銅鐸や銅剣を浴びるほど見たい人はこちらものぞいてみたらいいんじゃないかな。
同時開催の出雲展。 こちらは11/25まで |
出雲展のために島根のマスコット「しまねっこ」も応援に来ていました。 |
アヒコ「しまねっこがかわいい・・・」
出かけよう くちぶえふいてさ
びっくりしようよ あららのら?
しらべてなっとく うんそうか!
おもしろ地図を ひろげよう
たんけん はっけん ぼくのまち
(NHK教育テレビ「たんけんぼくのまち」のテーマ 作詞:山川啓介 作曲:福田和禾子)
To Be Continued...
ガチョオ・・・ガチョウ系男子。好きなチームはガンバ大阪。
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