2014/06/12

ブラジルワールドカップ あれこれ G組、H組


ジーコ(現在)

気がつけばもう明日の早朝にはワールドカップの開幕ではありませんか。

というわけでなんとか開幕前に終わりそうなグループリーグ展望、最後はG,H組です。

その前に、優勝予想をしておきます。決勝はブラジル対アルゼンチンで、優勝はアルゼンチン。

まあ、本当にそうなったらちょっと出来すぎですが。ブラジルが優勝は、当たり前過ぎてつまらないし、スペインもいいかげん飽きたし、ドイツは今回そこまでではないような気がするので、ここはアルゼンチンがメッシの活躍とセットで、もっていって欲しいところです。

もちろん、決勝が日本対ブラジルで、日本優勝なら言うことはありません。



■G組
ドイツ(16大会連続18回目)
ポルトガル(4大会連続6回目)
ガーナ(3大会連続3回目)
アメリカ(7大会連続10回目) 

グループリーグで一番楽しみな組です。
なんといっても弱いチームが一つもない。

順当にいけばドイツ1位とポルトガル2位なのでしょうが、ポルトガルは歯車が狂えばグループリーグ敗退は十分ありえます。ドイツは悪くとも2位にはなるでしょうが、もう一チームは本当にわからない。

個人的にはアメリカのできが楽しみでたまりませんので、ドイツ1位、アメリカ2位と予想します。

ドイツはちょうど今回の日本のように、才能ある世代が円熟期を迎え、若手もしっかり台頭してサイクル的にいちばんいい時期を迎えていますので、本来であれば優勝候補にしたいぐらいのところだったのですが、けが人が多いのと、チーム全体が4年前に想像したほどの成長はなかったので、いいとこベスト4ぐらいかなあという気がします。

ガーナは前回ベスト8。今回も決して弱くはないのでしょうが、このグループを突破するのは厳しそう。とはいえ、ドイツかポルトガル相手に金星をあげてグループリーグを混戦に巻き込んでくれそうな期待感はあります。

アメリカは実はなにげにサッカーの盛んな国で、女子ほどではないにせよ、男子も地味に強いです。

特に今回のアメリカチームは積極的に移民の二世、三世をチームに組み込み、ドイツ系、メキシコ系、北欧系など、人種のるつぼという国家の特徴は十二分に活かしたチーム編成をしていて、率いるのが元ドイツ代表監督だったクリンスマンなのですから、ひょっとしたらすごいことになるかもしれません。非常に今回楽しみなチームです。

ポルトガルは言うまでもなく、クリスティアーノロナウドのいるチーム。彼のオールマイティーな能力のすばらしさはいうまでもありませんし、その他有力選手もたくさんいますが、欧州予選でプレーオフまでいって苦戦したように、チーム全体としてはピークが過ぎた感がなきにしもあらずです。

■H組
ベルギー(3大会ぶり12回目)
アルジェリア(2大会連続4回目)
ロシア(3大会ぶり3回目)
韓国(8大会連続9回目)

ここもなにげにおもしろそうなグループです。

何と言っても注目は、ワールドカップ出場国の中で年俸ナンバーワンのイタリア人監督、カペッロ率いるロシアです。ロシア人というといかにも暑さに弱そうなのでそこが不安材料ですが、組織のしっかりした強いロシアがみられるのではないかと期待しています。

そして、一応1位通過候補のベルギー。しかしこのベルギー、ずらりと並ぶ選手の名前はすごいものの、日本にも負けてしまったように、どうもチームとしてそこまでの強さを感じません。しかもエールのルカクがここにきてケガという情報も入っていますし。

今回の韓国は弱いことは弱いのですが、すでにチームの調子はいったんどん底まで落ちてしまっているので、ひらきなおりで本番でうまく巻き返してくる可能性もありそうです。

アルジェリアはよくわかりませんが、アルジェリアとナイジェリアがワールドカップでそろったのはひょっとして今回が初ではないでしょうか?

順当にいけばベルギー1位、ロシア2位なのでしょうが、場合によってはベルギーが落ちてロシア1位、韓国2位という可能性もなきにしもあらずかなと思っています。

でもあまり決勝リーグで韓国を見たくないので、ロシア1位、ベルギー2位と予想しておきます。

以上です。

それでは明日のブラジル対クロアチア、良いゲームを期待しましょう。

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