アヒオ「そうだね。僕も土曜日に大宮公園にあるNACK5スタジアムまで桜を見に行ってきたよ」
アヒコ「NACK5スタジアム?アヒオ君の言っている桜ってまさか・・・」
アヒオ「もちろんセレッソ大阪のゲームさ。大宮アルディージャ相手に3-0で快勝。オリンピック韓国代表のキムボギョンの活躍が光るいい試合だったよ。
守備も安定していたし、清武が海外移籍した後のキーマンになるかもしれない柿谷曜一朗の動きもすごく良くて、今期のセレッソは結構楽しみな感じだね」
アヒコ「やっぱりそっちだったのね。でも、大宮公園も桜が咲いていたんじゃないの?」
アヒオ「うん。観戦の帰りに公園内を歩いていたらお花見の人がたくさんいたよ。
後、はじめて行ったNACK5スタジアムは、小さめだけどピッチと客席が近くて見やすくていいスタジアムだったな。
スタジアムのある場所も最寄り駅が大宮だからアクセスがいいし、市街地から近いから帰りにご飯を食べたり買い物するのにも便利で、気に入ったね。
なんか大宮アルディージャって、大阪市内の長居公園の中にスタジアムがあるセレッソ大阪と近いものを感じてしまったよ。県内にすでにレッズがある中で後発のチームというのもガンバの後でできたセレッソに近いものがあるし、強豪でも弱小でもないそこそこな感じとかも似ているしね」
アヒコ「相変わらずサッカーが好きね。そういう私もワールドカップの活躍を見てから最近、なでしこジャパンにはまっているの。澤選手に憧れて私もサッカーを始めてみようかなと思っていたりして」
アヒオ「それじゃあロンドンオリンピックも近づいてきたし、今日はなでしこジャパンのエース、ワールドカップMVPと得点王にしてバロンドール受賞者の澤穂希選手の本を紹介してみようか」
アヒコ「ちょうど私も澤選手の本をなにか読みたいと思っていたところだったのよ!」
アヒオ「今日紹介するのは全部で4冊。澤穂希本は出版時期で大きく分けて二種類あるんだ。
北京オリンピック直前の2008年に書かれたものと、女子ワールドカップ優勝後の2011年に書かれたものだ。
まずは北京オリンピック直前に出版された本を二冊紹介するね。
ほまれ
これが一番オーソドックスな澤選手の自伝本だよ。
当然ながらベスト4という結果を残した北京オリンピックのことや、優勝したワールドカップのことはいっさいふれられていないので、そこが今読むと物足りないかもしれないけれど、時系列で澤選手の歩みや女子サッカー界全体の歴史がわかるから、今回紹介する4冊の中ではこの本が僕は一番オススメだな。
直伝 澤穂希 (トップアスリートKAMIWAZAプレミアム)
これは一風変わっていて、これからサッカーをはじめる子供達に澤選手が自身の経験を語るスタイルの本で、リフティングやドリブルなど具体的なプレイのテクニックまで澤選手自ら解説している本だ。
だからちょっと対象年齢が低めな感じで、サッカーをしている子供なんかに読んでもらうにはいいかもしれないけれど、普通のサッカーファンはそれほど楽しめないかもしれないね。
続いて、次に紹介する2冊は、どちらもワールドカップ優勝直後の2011年11月出版されているので、ワールドカップ関係のエピソードや感想を知りたかったらこの2冊のどちらかを読んだほうがいいね。
実はこの2冊、同時期に出て、しかもコンセプトもよく似ているだけあって内容がほぼ同じなんだよね。だから、両方読む必要はないと思うよ。「ほまれ」+以下の2冊のどちらか1冊をおさえておけばだいたい澤穂希についてカバーできるんじゃないかな。
夢をかなえる。 思いを実現させるための64のアプローチ
どちらかというと、こちらのほうが一人の人間としての澤選手の人柄がよくわかって、オススメかな。
負けない自分になるための32のリーダーの習慣
こちらは澤選手がキャプテンとしてどうふるまったか、など選手としての「習慣」に関するトピックが多いけど、中心となる内容やエピソードはだいたい上の本と同じ。サッカー選手としての澤選手について知りたいならこちらかな。
でも上記2冊は本当に大差ないから、どちらを選んでもいいと思うよ」
アヒコ「よーし、それじゃあ本を読んで、サッカーも練習してうまくなって、「未来のなでしこセレクション」を目指して頑張るわ!」
アヒオ「アヒコちゃん、念の為に言っておくと、アヒルは「なでしこセレクション」は受けられないんだよ」
アヒコ「え!?どうして?日本ではアヒルはなでしこになれないの!?」
アヒオ「たぶん、海外でもアヒルはだめじゃないかな・・・」
アヒコ「そんな・・・。現実は厳しいわ・・・」
<キャスト>
アヒオ・・・アヒル系男子。好きなチームはセレッソ大阪。
アヒコ・・・アヒル系女子。好きなスイーツは牛乳プリン。
※このアヒル同士の会話はフィクションであり、登場するアヒルなどの名称は全て架空のアヒルのものです。
※このアヒル同士の会話はフィクションであり、登場するアヒルなどの名称は全て架空のアヒルのものです。
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