2012/08/29
U-20女子ワールドカップ ジャパン 2012 予選リーグ観戦
セレッソ大阪のソアレス監督が成績不振を理由に電撃解任され、しかも後任にクルピ監督が再登板するという未曾有の大事件に世界中が震撼した8/26の日曜日に、U-20女子ワールドカップ ジャパン 2012 の予選リーグ、ブラジルVS韓国戦と、日本VSスイス戦を見に国立競技場へ行って来ました。
ちなみに私が買った席はバックネット裏の一番安い席で、グループリーグの試合なのでなんと1000円でした(しかも2試合見られる)。
ブラジルVS韓国戦は16:20にはじまったので観客は少なかったのですが、ホーム側の席がブラジル側だったこともあって、ほとんどの人がブラジルを応援していて、ブラジルホームのような雰囲気でした。まあ、そりゃそうでしょうね。
残念ながら、試合そのものはレベルが非常に低く、前半途中で少し寝てしまいました。
どちらも前へ蹴って、一生懸命走っていくだけの芸のないサッカーで、韓国もたいしたことなかったけれど、それ以上にブラジルがひどすぎでした。それでも韓国が2点目を決めた後、客席では結構大きなブラジルコールが起こっていました。
で、つまらない前座が終了して、いよいよ19:30よりメインイベントの日本VSスイス。
この試合だけ見に来る観客が多いこともあって、スタジアムの雰囲気が代表選モードに様変わり。
試合は、テレビ中継を見ていた人ならご存知かと思いますが、日本の攻撃が本当に多彩でむちゃくちゃおもしろかったです。
時間帯によってはそれこそ「バルセロナか!?」みたいなパス回しもあり、左からも右からもピッチを広く使って攻撃するし、ミドルシュートもあり、田中陽子のFK2発もありで、90分間本当に退屈しませんでした。
特に田中陽子は守備にも攻撃にもずっと顔を出していて、たぶんテレビで映っていないであろう場面でもずっと動き続けていました。すごい選手だ。
試合終了後は、客席からスイスコールも起こり、スイス代表の選手が観客と握手したり、監督がユニフォーム交換したり(客席で見ていた時は「だれだこのおっさん?」と思っていたのですが、まさか監督だったとは)と、ワールドカップならではの場面も見られました。
次は韓国戦。実力的には雲泥の差で日本のほうが上だと思うのですが、ニュージーランド戦の時のように、ちょっとしたスキをつかれればやられてしまうのがサッカーですので、足元をすくわれないように手堅く勝って欲しいなあと思う次第です。
試合は木曜日。平日の夜なので見に行けるかどうかまだ微妙なのですが、できたら見に行きたいと思っています。
20歳以下の、しかも女子の試合だからといって馬鹿にして見ていない人も、一度見てみたらいいと思います。試合のエンタメ性という点でいうなら、ヨーロッパのサッカーや、男子の日本代表より見ていておもしろいぐらいですから。
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