U-20女子ワールドカップ以外で最近見た試合の雑感です。
全てテレビにて観戦。8月のオリンピックに続いて、9月も国際試合が多くて大変でした。
9/6 キリンチャレンジカップ 日本 1-0 UAE
調整試合なので、勝ち負けや内容をあまりどうこういうのは意味がないと思っているのですが、若手主体のUAEがなかなかいいサッカーをしていると思いました。
日本のヨーロッパ組があまり調子がよくなかったのもあったのでしょうが、この後のイラクといい、中東も昔のようなロングボールを放り込んでカウンター主体のサッカーから脱皮をはかっているのがわかり、今後も侮れないと感じました。
ハーフナー・マイクが久しぶりに得点をとったのもよかったです。良い調整になったのではないでしょうか。でも、せっかくこんなデカイのが前にいるのに、あまりハーフナー・マイクの頭めがけて放り込むプレイが少ないのがもったいないと思いました。
9/9 なでしこカップ決勝 INAC神戸レオネッサ 2-3 日テレ・ベレーザ
大宮でやっていたので見に行こうと思えば行けたのですが、前日にU-20女子ワールドカップの試合を二試合見た後だったのでさすがに面倒くさくなって、自宅にてニコ生で観戦しました。
わざわざ行かなかった理由の一つにどうせINACがボロ勝ちするからおもしろくないと思ったというのがあったのですが、意外にもベレーザが先制して、白熱した試合のすえなんとベレーザが勝ってしまいました。2-3でゴールがたくさん見られて会場のお客さんも楽しめたのではないでしょうか。
大儀見の妹の永里が2得点1アシストの大爆発。守備に定評のあるベレーザは、阪口がいなかったものの、岩清水を中心にしっかり守りきりました。INACは川澄や澤が終盤、決定機を何度か作ったものの、及ばず。
両チーム1点ずつぐらい、守備陣のパスミスをあっさり奪われてそのまま得点(失点)というなでしこジャパンを見ているとよくあるパターンでの得点シーンがあったので、ここらへんが女子サッカー界全体での課題かなという気がしました。
これでINACの公式戦無敗記録が43でストップ。よりによってカップ戦決勝で負けてしまったのはINACにとっては痛恨だったかもしれませんが、INACの一強ではリーグがあまりにもおもしろくないので、古豪復活は歓迎したいところです。
9/11 ワールドカップアジア最終予選 日本 1-0 イラク
正直、UAEよりも楽勝だと思っていました。監督がジーコだから。
そしたら、ジーコが主力を温存して若手を起用したり、今時珍しいマンマークで本田、遠藤、長谷部と要になる選手を抑えにかかったりと、まるで漫画のようなわかりやすい戦術を披露して、しかもそれが結構はまって、予想外に危ないシーンもいくつかつくられたりと、ずいぶん楽しませてもらいました。
選手のレベルが違いすぎるので、負ける気はしなかったものの、ひょっとしたら引き分けにされるかも?ぐらいの緊張感があって楽しめました。個人的にジーコの監督としての評価があがった一戦でした。
香川が出られなかったのは残念ですが、清武がいい動きを見せて完全に代表に定着していたのでよかったです。前田の得点はすばらしかった。完全に日本の1トップのファーストチョイスですね。
以上。そんな感じです。
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